学校評価

令和5年度 学校評価書

学校全体の評価

金津東小学校では、児童、保護者、教職員の三者が協力し、豊かな学びと学校生活の向上を目指しています。令和5年度の評価では、多くの項目で前向きな成果が見られましたが、一部課題も明らかになりました。

児童の満足度

  • 学校生活への満足度
    児童の71.7%が「学校へ通うのが楽しい」と答えており、保護者からも65.2%が子どもが学校生活を楽しんでいると回答しました。学校行事や学級活動を通じて、楽しさを感じられる機会を提供することに努めています。
  • 挨拶やコミュニケーション
    児童の75.2%が「友達や先生、地域の人に元気よく挨拶できる」と回答しました。引き続き、挨拶やコミュニケーションの大切さを育てるための活動を強化します。

課題と改善策

  • 家庭での学習習慣
    児童が家庭で学習する習慣に対する保護者の評価はやや低く、33.7%が「家庭学習が習慣化されている」と答えています。今後は、保護者との連携を強化し、宿題やチャレンジテストの活用を通じて学習意欲を向上させる取り組みを行います。
  • 読書活動の促進
    読書への関心が増えており、図書委員会の取り組みや本の特集コーナーが好評でした。さらに、家庭でも読書の時間を設け、親子で本に親しむ機会を増やすよう働きかけます。

保護者との連携

  • 情報発信とコミュニケーション
    保護者の大半が学校からの情報発信に満足しており、特に「学校からの連絡が受け取りやすい」との評価が高く、96%が満足と回答しました。引き続き、学年通信や学校ホームページを通じて、分かりやすく情報を提供します。
  • 安全教育と地域行事
    保護者の多くが、児童の安全意識向上に貢献していると感じており、特に交通安全教室や防災訓練が効果的であるとの評価を得ました。また、地域行事への参加についても積極的な姿勢が見られましたが、コロナ禍の影響で参加率が低下している現状が課題です。

結論

令和5年度の評価では、全体的に高評価を得た項目が多く見られましたが、家庭学習や読書習慣など改善が必要な点も指摘されています。今後も、学校全体で連携しながら、児童の学びと成長を支える環境づくりに取り組んでいきます。